直線や円、四角形などの図形の要素をリズムよく組み合わせ、スタイルを作る幾何学模様。
機能的でシンプルなデザインは、アール・デコ期から広まりファッションや建築をはじめ様々な分野で多様されるスタイルとして浸透しました。特にタイルと幾何学の関係性は古く、貼り合わせの妙や目地の工夫によっても様々なアイディアを創造することができます。
近年はタイル製造の技術が進化し、さらに多様な表現が可能になりました。
円と直線を活かしたデザインやより複雑な形の組み合わせなど意匠性豊かなタイルが数多く登場しています。
自由で楽しいデザインは創造性が膨らむものばかり。
今回は、その中から新しく発表されたタイルをいくつかご紹介します。
エクストリーム シェイプス
床タイルのデザインは、スクエアやヘリンボーンのアイディアから少しシフトして円を用いる表現も可能に。
半円と隙間を埋める三角形状の組み合わせによってパターンを作ることのできるXtreme Shapesは、ジオメトリカルで個性的な床を演出します。
空間に馴染みやすいモノトーンから3色、ベージュとブラウンから2色が揃い、さりげなく個性を表現することができます。
Xtreme Shapes
クライスラー
個性的な幾何学デザインタイル、Chryslerが仲間入り。
NYのクライスラービルに着想を得たパターン張りは、アールデコとジャポニズムが絶妙に融合しています。
目地も特徴的なデザインになっており、カラーの目地を入れてデザインを際立たせることで空間の中で視点のポイントになります。
スペインのデザインチーム、ストーンデザインと共同で開発したオリジナルタイルで、桜をイメージしたSakuraPattern、虫から着想を得たBeetlePatternの2種類の貼り方をご用意。
フリルのようにそのままタイルを貼り終わらせて、デザインのように見せることもChryslerならでは。
Chrysler
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