モロッコの伝統技術とモダンな感性が融合
BISCUITのクラフトタイル ~ EZRAのお話 ~

 

美しい艶を帯びたペールトーンの釉薬と、

その下からひっそりと顔を出す淡い色のテラコッタの素地。

 

▲天日干しで粘土を乾燥させる工程

 

モダンながら深みのある表情を持つ「Ezra」は、

オーストラリアのインテリアデザイナー、ジョージア・エズラが率いるTILES OF EZRAが、

モロッコの伝統的なタイルづくりの技術を用いて生み出すタイルです。

 

▲適度に乾いた粘土を叩いて成形する

 

13世紀頃に確立したとされる、モロッコのタイル製造技術。

ジョージアはこのモロッコのクラフツマンシップを次世代につなぐことを信念に、

タイルづくりに向き合っています。

 

▲素焼き後の生地に1枚1枚釉薬をかけていく

 

「Ezra」にはモロッコで古くからつくられてきたタイル、

ゼリージュの技法が用いられています。

 

▲乾いた粘土を窯の中で組み上げて焼成する

 

ゼリージュはろ過した泥を型に流し込んで成型し、釉薬をかけて焼成されます。

モロッコでは、それらを細かくカットしたモザイクタイルが、

モスクや宮殿、邸宅など空間の装飾に用いられてきました。

 

 

「Ezra」はそんな手仕事によって生み出されるゼリージュが持つ

歪みや色ムラの美しさに着目したタイル。

そしてそこには、ジョージアならではの洗練された感性が落とし込まれています。

 

 

モロッコの伝統的な手工芸とモダンな感性が共鳴して生まれたこのタイルは、

現代の空間を優しく彩ってくれるでしょう。

 

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