デザインとタイルについての考察2-1
~“狭小空間”こそタイルで大きな満足を~

 

 

建築デザインにおいて、実は、狭い空間こそ満足度を高めるポイントになります。

そこには、暮らす人の好きなものや世界観を思いきり詰め込むことができ、

床面積では表せない奥行きや、ゆたかな気分を育んでくれます。

 

 

狭小空間にこだわる利点は、家づくり全体の予算への影響は小さく抑えながらも、

大きな満足を得られることにあります。

他の素材と比べて面積あたりの費用が高額になりがちなタイルも、

効果的に用いれば少量でも空間の質を引き上げ、部屋の景色を変えていきます。

 

 

キッチンや洗面室、トイレなど、生活のなかで

毎日使う場所こそ、日々の満足感を左右しやすい。

 

 

狭小空間は、誰かと過ごすよりも1人で居る時間が長いため、

空間のディテールを感じやすい。

 

 

リビングのような広い空間にも“ニッチ”と呼ばれる小さなスペースで、

好きな素材や小物を選ぶ楽しみを。

 

 

外壁のような大きな面積を持つ要素も、エントランスのような

目に留まりやすい場所を工夫すれば効果的。

 

 

 

 

 

 

 

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